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大山弾、佐藤輝弾で田中将を攻略

高校2年時に夏の甲子園の優勝投手となり、プロ入り後はルーキーイヤーに2桁勝利を挙げて、侍ジャパンでも大活躍。相手先発の田中将は球史に残る大投手で若手選手にとっては子供の頃のヒーローだったに違いないが、次世代の左右の大砲が打ち砕いた。

両チーム無得点の4回、第1打席に良い当たりを放っていたマルテが追い込まれてからアウトコースの球をきっちり見極めて四球を選ぶ。4回2死まではスプリットやスライダーに手を焼き無安打に抑えられていたが、初めて走者を出すと4番の大山が一振りでストレートを仕留めた。

「マルテが粘って出塁してくれたので、何とかしたいという気持ちでしたが、ホームランという最高の結果となって良かったです」

1ストライクからの2球目を捉えた打球はライトスタンドに一直線、先制の2点本塁打となった。

直後に1点を返されるが6回、2死から佐藤輝が滞空時間の長い一発をライトスタンドに運んだ。

「とにかく強いスイング、自分らしいスイングということだけ考えてました。追加点が欲しい場面でああいうバッティングが出来たんで嬉しいです。(宮城に住む)祖父母の前でこういう活躍が出来てとても嬉しいです」

登場曲にももいろクローバーZの「吼えろ」を使用する者同士の"もののふ対決"を制した。

2発で援護をもらった先発の伊藤将は7回を本塁打による1失点のみに抑える力投で試合を作る。8回は藤浪がマウンドに上がり、2死から走者をためたがあと1本は許さない。

2点リードの9回は佐藤輝の安打から無死満塁とし、代打・原口の押し出し死球と近本の3点適時3塁打、さらに木浪の2点本塁打で6点を追加。強烈なダメ押しにより守護神のスアレスを温存しつつ逃げ切りに成功した。

セパ首位決戦で連勝を飾り貯金は19。6月とは思えない大台に王手をかけた。明日の交流戦最終試合も白星で締めくくりたい。