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打線爆発と西勇の100勝は次戦以降に

開幕から3ヶ月以上が経過しルーキーにとっては過酷な時期。慣れない環境の中、毎日のように試合が行われ疲労はピークのはず。ロマン溢れる飛距離でファンを沸かせる佐藤輝と広い守備範囲を誇る中野がベンチスタート、矢野監督は大きく打線を組み替えた。

オーダー改造の目玉は昇格即3番でのスタメンとなったロハス・ジュニアだ。5月上旬に1軍昇格した際には本領発揮とはならずファームで再調整となったが、徐々に調子を上げ6月30日の広島戦では4打数4安打と大暴れ。再度の1軍昇格を勝ち取ると最初の打席の初球をセンター前に弾き返した。しかし新打線が機能する前にまさかの展開が待っていた。

先発した西勇は現在通算99勝と大台に王手をかけている球界を代表する好投手。前回登板の6月25日のDeNA戦は負け投手になったものの8回3失点と試合を作り、広島戦は今季2試合に登板し15イニングでわずか1失点と相性が良い。記録達成に大きな期待がかけられていた。ところが2回に打者一巡の猛攻を浴び7失点のビッグイニングを作ってしまった。

追う展開の中、打線は毎回走者を出すものの0行進が続く。それでも2番手の石井大が5回、6回と2イニングを無失点に抑える。「初めてのイニングまたぎとなりましたが、とにかく1イニングずつ抑えるという気持ちで投げました。点差はありましたが自分自身のやるべきことがしっかりとできてよかったです」とアピールに成功した。するとルーキーの熱投に触発され打線も7回に反撃に転じた。

途中出場の北條と昇格即スタメンとなった山本の連打で1死1、3塁とすると近本の犠牲フライで一矢報いる。追撃はならなかったが矢野監督は終盤に今季守備に就く機会の少なかった原口や坂本を起用し、登板間隔の空いていた藤浪を8回のマウンドに送った。試合勘を補いつつ、次戦以降での打線の爆発と西勇のメモリアル勝利を信じて待つ。