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打線変更も実らず。甲子園で巻き返しへ

苦戦の続く現状を何とか打破したい。矢野監督ら首脳陣の思惑は思い切った変更を加えたオーダーに現れていた。

前日は当たりの止まっていた大山がベンチスタート。サードには糸原が入った。そしてこの日は大山がスタメンに復帰し糸原は打順を5番に上げる。佐藤輝に代えて昇格したばかりの小野寺が7番・ライトに入った。新打線は初回に先頭の近本が安打を放つが後が続かない。

するとその裏に2死から失策の走者を出すと先発の秋山が連続アーチを浴び、3点の先制を許してしまう。秋山はこれまでチームの苦境を何度も救ってきた連敗ストッパー、広島戦では8連勝中だったがまさかの立ち上がりとなってしまった。

試合の主導権を握られると小野寺が安打と四球で出塁するがチャンスを広げられない。6回に近本とサンズの安打で2死ながら走者をためたが糸原が三振に倒れてしまう。

2発を浴びた秋山だが2回以降は無失点。6回まで自責点0のままマウンドを守った。「流れを変えるピッチングをしたかったですけど、やり返すチャンスはあるので、また次に向けて頑張ります」

7回は及川が痛打を浴び2点を失うが、馬場が1球で2死2塁を凌ぐと8回は小野がピシャリと三者凡退。ファームでは21試合で防御率1.71と結果を残した速球派右腕がアピールした。

5点を追う9回は糸原と大山の連打でチャンスを作ったが代打陣のバットから快音は聞かれず。デーゲームで巨人とヤクルトが勝利したため4月から守り続けてきた首位の座を明け渡すことになってしまった。ただし勝率差はわずかな厘の違いだけであり、微々たるもの。来週からは熱戦の繰り広げられていた高校野球の聖地に主が戻る。チャレンジャー精神を胸に7月14日以来の甲子園でまずは連敗を止め、巻き返しを図りたい。