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大竹が好投も12球団勝利達成ならず

通算16勝ながら11球団から白星を挙げている。ソフトバンクから移籍してきた大竹が史上21人目となる全球団勝利をかけて古巣相手のマウンドに上がった。

ストライクから逃げるボール球を振らせて、厳しいコースはスイングさせない。テンポ良くストライクを重ねてソフトバンク打線を翻弄した。有利なカウントを作り、序盤3回をパーフェクト。三振は早くも5つを数えた。

この好投に打線も応えた。2回、大山が四球を選び、佐藤輝が痛烈な打球をライト前に弾き返して無死1、3塁。1死後に坂本が絶妙なセーフティスクイズを決めて先制に成功した。

「大竹が頑張っていたので、先に点を取りたいと思っていました。いいところに転がってくれましたし、最低限の自分の仕事ができたかなと思います」

4回にも大山の2塁打から1死1、3塁のチャンスを作ると坂本が3塁線を破る適時2塁打を放って再び打点を挙げる。その後の2死満塁の場面では近本が1、2塁間を破り2点を追加、リードを4点に広げた。

「どんな形でもランナーを還したいという思いでした。追い込まれていましたが、強くスイングすることができました」

援護を受けた大竹は要所を締めて6回1失点。きっちり試合を作り先発の役割を果たした。

「味方が点を取ってくれたのに勝ち越されてしまった前回登板を反省・整理してマウンドに上がりました。特にメンタルの部分である打たれる怖さをきちんと整理、受け入れてピンチを招いても最後まで向かっていく気持ちで投げることができました。古巣のチームメイトに公式戦で投げるという新鮮さが小学生の時の試合のような感覚で楽しかったです」

3点リードの7回に及川が2点本塁打を浴びて1点差に迫られたが、8回は岩貞が無失点。9回は走者をためた岩崎が2死までこぎつけた。勝利まではあと1人だったが痛恨の逆転打を浴び、復帰登板の石井も相手に傾いた流れを止められない。2点を追う最後の攻撃も無得点に終わり大竹のメモリアル星はならなかった。

明日が交流戦のラストゲーム。才木の好投でチームを白星フィニッシュへ導きたい。