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西純の力投と森下の初本塁打で勝利

先発予定だった7月7日の試合が雨天中止となり2日スライド。西純は調整の難しさを感じさせるどころか、むしろ気合いが増幅していた。ヤクルトの4番・村上は高めに投じた154km/hのストレートで空振り三振に仕留め、追い込んでから決め球のフォークは140km/h台中盤を計測する。走者を出しても動じることなくヤクルト打線をねじ伏せた。

力投を続ける西純はバットでも活躍した。第1打席は四球を選んでチーム初出塁、第2打席ではレフト前に安打を放った。しかし打線は4回2死2塁、5回2死満塁を逃すなど得点が奪えない。打線の援護がない中でも西純は力強く腕を振り7回無失点、先発としてしっかり試合を作った。

8回は岩貞が三者凡退。攻撃へ流れを作るとその裏に先頭の森下が左中間へ本塁打を放った。

「全然打ててなかったのでいい形で1本出たのでよかったなと思います。積極的に自分らしいバッティングを心掛けながら、甘い球が来たら初球から打ってやろうという気持ちで打席に入りました。(手応えは)行くかなと思ったんですけど伸びろ、伸びろと祈りながら走ってました。やってやったぞというのはありました」

ドラフト1位ルーキーのプロ初本塁打は値千金の先制弾。一振りで試合の均衡を破った。

1点リードの9回は岩崎が先頭打者を出塁させたが後続を抑えて逃げ切りに成功。「岩貞さんの10年連続勝利がかかっていたので、岩貞さん、おめでとうございます」と試合を締めくくった。

接戦を制して連敗を止め次カードは2位のDeNAとの直接対決。首位ターンへ非常に重要な前半戦の山場となる。岡田監督は「もうちょっと打たないと乗れないというのはあるんですけど、なんとかあと6試合、オールスターまでいい形で終われるようにしたいですね」。ホームゲームのアドバンテージを生かし勝ち越し以上を狙う。