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高橋の完封勝利で開幕ダッシュに成功

日曜日の試合なのに先発マウンドに上がったのはどちらもエースクラスの好投手。予想されたロースコアの展開から一気呵成の攻めで試合の主導権を握りそのまま押し切った。

先発の高橋は立ち上がりに1死2塁のピンチを招いたが中日打線の中軸打者を連続三振。高さもコースも文句なしのツーシームで最初の山場を切り抜けた。防御率0.60の左腕は2回以降も走者を出しながらもホームを踏ませない。ストライク先行の球数の少ない投球を続けた。

打線は走者は出るものの4回まで得点できずにいた。それでも高橋が粘って11球を投げさせるなど中日先発の高橋宏に見えないダメージを与えていた。その蓄積が形となって表れたのが両チーム無得点の5回だ。前川の安打から2死1、2塁とし中野が左中間へ先制の適時2塁打を放つ。

「(髙橋)遥人さんが頑張ってくれていましたし、前の打席にチャンスで凡退していたので、なんとか1本出したいと思っていました。後ろにつなぐ意識がいい結果につながったと思います」

さらに2死2、3塁から森下の打球はセンター前へ。2者を迎え入れリードを広げた。

「初球からしっかり集中できていました。(髙橋)遥人さんに楽な状況で投げてもらいたかったので1点で終わらずに追加点を取ることができてよかったです」

続く佐藤輝もレフトフェンス直撃の2塁打と勢いに乗った。中野、森下、佐藤輝は全員初球打ち。3球で球場のムードを引き寄せた。

3点の援護点をもらった高橋はその裏をきっちり三者凡退。イニングが進んでも安定感は変わらない。8回までに8奪三振で無失点。9回もマウンドに上がり連続三振とピッチャーゴロで締めくくる。早くも今季2度目の完封勝利を挙げた。

「尻上がりに良くなっていって(捕手の伏見に)しっかり引っ張ってもらって守備にも助けられたのでみんなのおかげです。終盤にかけて先頭バッターを切ることができたのでそれが最後まで投げられた要因かなと思います。(2桁奪三振は)たくさん考えてリードしてもらったのでそのおかげだと思います」

対戦が一巡しての成績は11勝4敗と好スタートを切った。球団史上初の連覇達成へ、今季は大チャンスだ。