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自覚と手応え、主砲がいま思うこと<前編>

『2020年シーズン、タイガースが2位で終わることができた一番の要因は?』

あっという間に過ぎていった一年を振り返ることが増えるこの時期、多くのファンがこの手の会話をしていることだろう。各々が思う理由は数えきれないほど、たくさんあるに違いない。ただその中でも、彼の成長・台頭ということを一番に挙げる人が多いはずだ。

大山悠輔、背番号3。出場数は、昨年よりもペナントレースの試合数自体が短くなったこともあり、前年の143試合より減った116試合。しかしながら、本塁打の数は14本(2019年)から、ちょうど倍となる28本を記録した。リーグの本塁打ランキングでは2位タイ、打点ランキングでも3位につけるなど、まさに“リーグを代表する打者”の仲間入りを果たした主砲は、激動の一年をゆっくりと振り返ってくれた。

「まずは一年、本当にいろいろなことがありましたけれど、日程や自粛というコンディションを保つのが難しい中で、怪我をせずに一年間を終えることができたというのはよかったのかなと思っています」

満足はしていない。だが、安心はしている。開幕は3ヶ月遅れ、その間、明確な目標はないままに選手たちは調整を強いられた。シーズンに入ってからも、いままでに経験したことのないような大型連戦が組まれ、振り返る間もないままにシーズンは幕を閉じた。特殊すぎるシーズンを怪我なく過ごせたこと。試合に出続ける存在として、まずそれを口に出したことからも、いかに今年が難しい年だったかを思い出させる。

「(難しかった点は)調整だったり、試合感だったり…」

自覚と手応え、主砲がいま思うことショートver<前編> 終了。

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