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“勝負”ができる投手に。4年目、着々と<前編>

開幕こそファームスタートだったものの、上位を走るチームの中で、ここまでに21試合に登板(7月6日現在)。スアレス、岩崎、岩貞に次ぐ試合数を重ねているプロ4年目右腕は、今年もリリーフとして大車輪の活躍を見せている。抑えやセットアッパーなど、決まった起用シーンがあるわけでは“まだ”ない。それでも、自分の役割やすべきことを理解して投球できるクレバーさが馬場にはある。プロ4年目のシーズンを過ごしている背番号18は、日に日に信頼感を増している。

「昨年よりも、僅差の場面や試合が決まるような場面での登板が増えているので、緊張感も多いですけど、今のところ最低限自分の役割は果たせているのかなと思っています」

今年は21試合を投げ、今のところ黒星はゼロ。昨年32試合で9つだったホールド数も、今年はすでに7つ記録するなど、昨年とは立場も変わった。チームが多く白星を積み上げている中で、彼もまた、新たなステップへと上がっている。

一昨年までは一軍登板はわずか4試合。しかも、その半分の2試合は先発だっただけに、昨年の32試合登板(いずれもリリーフ)は多くのことを学ぶ一年だった。

一番学んだのは“試合の流れ”に関するものだと馬場は話す。

「やっぱり負けの登板と勝ちの登板とでは、意識的なところはもちろん違ってきますし、重みというのも変わります。打者の向かってくる感じも当然違うんです。気をつけないといけないところというのも変わってくる。そこは今年活かされているかなと思います」

リードした場面での登板では・・・

“勝負”ができる投手に。4年目、着々とショートver<前編>終了。

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