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虎魂

信頼を背中に感じながら<前編>

今季はここまで、12試合に先発(7月6日時点)。完投数は早くもキャリアハイとなる3を記録。防御率1.49はリーグトップで、積み上げた白星の数は、リーグトップタイの8を数える。

「防御率はできすぎかなと思う部分もありますが、勝ちがついていることはうれしいです。ただ、交流戦があけて2試合連続で多く点を取られてしまったので、後半戦に向けて変えていかないとと思っています」

自覚─。今の成績に満足することなく、ここからのシーズンを見据えて話す姿からは、このふた文字を強く感じさせる。

彼が初めて先発ローテーションの一角としてシーズンを投げ抜いたのが、いまから3年前の2019年のこと。その年9勝をマークして頭角を現すと、翌2020年にも21試合に先発(7勝)。そして、先発ローテ入りして3年目となった昨年、リーグトップとなる13勝を挙げ、自身初となるタイトルを獲得。いまや、チームの柱として期待される存在へと立場は変わった。

今季初登板は4月15日の巨人戦だった。チームは苦しい開幕スタートの時期を過ごしていたが、「変えたいと思って戻ってきた」と振り返る。

「開幕直後は、ファンの皆さんがテレビで見ていても感じたと思いますが、やっぱり暗いな、雰囲気が悪いなと思ってしまう部分があったと思います。初登板では、この雰囲気を自分のピッチングで変えたいと思っていました。ピッチングもそうですけど…」

信頼を背中に感じながらショートver<前編>終了。

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