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虎魂

信頼を背中に感じながら<後編>

7月15日の中日戦(甲子園)で今季14度目の先発マウンドにあがった青柳。初回に1点を失うも、2回に北條の一発で試合をひっくり返してもらってからは立て直し無失点。彼にしては早い6回でマウンドを降りたが、見事に白星を獲得した。自身としては昨年に続き2年連続2度目、そして、今季12球団で最速となる二桁10勝目を挙げた。

今年もここまで素晴らしい活躍ぶりだが、細かい数字を見ると進化を感じさせる。昨年、シーズンを通して奪った三振は104個(156回3分の1)だったが、今季はすでに90個(105回3分の1)を記録。さらに、1試合(9イニング)あたりいくつ四死球を与えてしまったかを示す与四死球率という数字を、昨季は2.94だったのに対し、今季はここまで1.79と改善させているのである。

「去年は三振を奪うよりは打たせて取ることで、野手にたくさん助けられました。三振はたまたまな部分もありますけど、今年は去年と違うスタイルでやっているので、今年取り組んできたことが結果に出ていると思います」

“安定している”というよりも、今年よりよくなるために“変えた”部分があるという。

信頼を背中に感じながらショートver<後編>終了。

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