5日先発の小野は前回登板の雪辱を果たすべく
「持ち味を出して投球したい」と意気込む
2年目ながらローテに食い込み7勝を挙げる小野が5日の中日戦(甲子園)に先発する。竜に対し今季4試合で2勝1敗。防御率2・92はカード別で一番の好成績を残している。9月28日の同戦(ナゴヤD)は5回3失点。勝ち負けこそつかなかったが「ピンチの場面で三振が取れるピッチャーなら楽だった」と要所でのコントロールミスを悔いた。8月18日以来、6戦白星がなくやり返したい思いも強い。「前回はリードをもらいながら5回に同点にされた。先に点をもらうまで抑えて、点を取ってもらったらリードを守れるように。持ち味を出して投球できればいい」と意気込んだ。
首位打者のタイトルへまい進するビシエドには、甲子園で打率4割8分5厘と虎投手陣が打ち込まれている。小野も10打数6安打、打率6割を許している状況だが150キロを超える直球と夏場以降に手応えをつかんできた110キロ台のカーブでタイミングを外すなど、緩急を使って“ビシ斬り"を模索していきたいところだ。すでにクライマックス・シリーズ(CS)進出がなくなった中日は141試合を終えており、残り2試合は全て虎との戦い。猛虎に対して防御率1・29の5日先発・笠原は9月22日以来と久々のマウンド。実戦から約2週間遠ざかっており試合勘の違いは明白で、立ち上がりから猛攻を仕掛けたい。
前回は1安打完封負け。雪辱を果たすべく6日のDeNA戦(甲子園)にはなんとしてでも勝利したい。特にここまで11本塁打とやられ放題のソトに甘い球は厳禁。広島・丸やチームメートの筒香と本塁打王のタイトル争いまっただ中で、4戦連続の一発を狙ってくるのは当然。香田投手コーチも「ちょっとやられすぎですね。弱点ついたりとか攻めていかないと。そういう指示は出しているんですけどね」とバッテリーにさらなる警戒を求めている。もちろんソトだけでなく、ロペス、筒香、宮崎と破壊力抜群のメンバーの前に走者をためないことが大事になってくる。
今季ここまでDeNAには15勝8敗。リーグで唯一勝ち越す相手だが、本拠地では5勝5敗と五分。残り2試合(雨天中止で日程が決まっていない1試合を含む)、地元での戦いに勝利しホーム、ビジター両面で気持ちよく勝ち越したいところだ。
| 10/5 | 10/6 |
甲子園
 神－中
18:00開始
|
甲子園
 神－ディ
18:00開始
|
 |
 |
|---|---|
 |
 |
 |
 |
 |
