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久々の連勝!8回に集中打で突き放す

8回、鮮やかな集中打でDeNAを突き放し、6対1で快勝した。

西岡、俊介の一、二番が機能したことが大きい。同点の5回、まず先頭の西岡がレフト線に落ちた打球で一気にセカンドを陥れる。

「打った瞬間に二塁を狙っていました。レフトが1人で(セカンドに)ほうってくるようなら、途中で止まって一塁に戻ればいいし、カットが入るなら行こうと。どちらにも対応できるようにしていました」

西岡の積極的かつ“頭”を使った走塁で無死二塁のチャンスを作ると、俊介は三塁側へ強めの送りバント。これをDeNAのピッチャー・加賀美が三塁へ送球するも、三塁手・中村紀もバント処理のため前に出ており、ベースはがら空き。ボールがファウルゾーンを転々とする間に、西岡が勝ち越しのホームを踏んだ。

「俊介と、この回が勝負やから、2人でチャンスを作って三、四番に回そうと言っていた。俊介がいい形でバントをしてくれた」と西岡。和田監督は「もうひとつ上を言うと、三塁手に取らせるバントをしてほしかった」と注文を付けつつ、「でも、あれだけ強く転がせばサードは前に出てくるし、悪いバントじゃない」と評価した。

2人は8回の4点もたたき出した。二死満塁のチャンスに西岡が右中間を破る走者一掃の適時二塁打。俊介があと少しでホームランという左翼フェンス直撃の二塁打で続き、再び西岡をホームへ迎え入れた。

西岡は「(相手投手の)山口君は速球派。変化球は捨てて、真っすぐ一本で。振り負けないことを意識しました」。俊介も「真っすぐをしっかり振り抜けたのが良かったです」と、いずれも山口自慢のストレートをとらえたことに納得の表情を見せた。

阪神はこれで、8月21~25日に4連勝して以来の連勝。甲子園に限れば、後半戦初の連勝だった。いくら8月に長期ロードがあったとはいえ、気の遠くなるような話だ。

「なかなか続けて勝てなかった。きょうの勝利をきっかけに、元のペース、勝っていた頃の野球を取り戻したい。勝てないときはバントやエンドランのつなぎができていなかった。そういうところをしっかりやっていかないと、短期決戦で勝てない」

指揮官もCSに向けて少しだけ手応えを得たようだ。