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打線機能しデュプランティエ来日初勝利
中野が起点となって中軸が打点を稼ぎ、先発が試合を作る。理想的な試合展開で試合の主導権を握りそのまま押し切った。
初回、四球で出塁した中野が盗塁と相手の悪送球で3塁に進むと佐藤輝がライト前に先制の適時打を放つ。本塁打と打点で12球団トップに立つスラッガーがまたしても4番の役割を果たした。
「早めに点取ってあげたかったので最高の形になったと思います。良い状態が続いてると思います。甲子園の満員の声援が後押ししてくれてると思います」
3回にも中野と森下の連打で走者をため、佐藤輝の内野ゴロで1死1、3塁。続く大山の放った痛烈な打球は3塁線を抜ける2点適時2塁打となった。佐藤輝が倒れても大山がいる、藤川監督が描いていた打線の形が実現しリードを3点に広げた。
援護をもらったデュプランティエは打たせて取る投球でゴロアウトを量産した。本来は高い奪三振能力を誇る右腕が5回まで74球で無四球無失点。6回に招いた2死1、2塁のピンチも力強いストレートで打ち取りホームは踏ませない。しっかり先発の役割を果たした。
「坂本がすごく良い配球をして引っ張ってくれました。野手の皆さんも良いプレーをしてくれました。タイガースファンの皆さんの応援は1番ですし、皆さんがくれるエネルギーは特別なものです。これを当たり前だとは絶対思わないようにします」
打線は6回にも小幡の安打から1死満塁のチャンスを作り中野の犠牲フライで加点。さらに森下の放ったフライが浜風の影響を受けて相手の適時失策を誘い2点を加えた。トドメは佐藤輝が適時3塁打。2桁安打、4盗塁と攻め続け7-0と大量リードを奪った。
7回には湯浅が復帰後初の甲子園のマウンドへ。大きな拍手に迎え入れられ1回をきっちり無失点に抑えた。8回は岩貞がヤクルトの反撃を1点で凌ぎ、9回は工藤が登板。ファーム再調整を経て調子を取り戻した豪腕ルーキーは150キロ台後半のストレートをしっかりゾーン内に投げ込み試合を締めくくった。
明日も内容盛りだくさん、見どころたっぷりの白星をつかみたい。