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デュプランティエ好投も7回に落とし穴

今月のDeNA戦は1点が重い我慢比べの試合が続く。交流戦前最後の対戦もどちらに転ぶかわからない展開となった。

初回に中野が安打で出塁すると森下が右中間を破る。中野が長躯生還を果たし先制の適時2塁打となった。

「(中野)ムーさんが粘って出塁してくれたので、自分も(佐藤)輝さんと大山さんに繋ぐ意識で打席に入りました」

援護点をもらった先発のデュプランティエはアウトのほとんどがゴロと三振。4回に同点アーチを被弾した1球を除けば失点リスクの低い理想的な投球を続けていた。その陰にある坂本の好リードも見逃せない。高めに抜けた球が顔の近くに行ってしまうこともあったがこの投げミスを利用。残像を活かして三振を奪った。バックもピッチャー返しの打球は木浪と中野の二遊間が、3塁線への打球はサードのヘルナンデスが抜かせない。デュプランティエは6回まで1失点。6奪三振はデュプランティエにとっては控えめだがその分球数も72球に抑えられていた。来日初となる7回のマウンドへ。ところが落とし穴が待っていた。

1死から連打を浴びて1、2塁。走者をためるとこの日初めての四球を与えてしまう。満塁にピンチが広がると押し出し四球で勝ち越し点を献上。さらに2点適時打を浴びてリードを3点に広げられてしまった。

打線は初回に先制して以降、追加点が奪えない。それでも1-4の終盤戦にルーキーの力強いストレートが将来に期待を抱かせた。8回は工藤が三者凡退に抑え、9回は木下がプロ初登板。犠牲フライによる失点はあったもののしっかりゾーン内で勝負した。敗戦の中にも収穫あり。カード勝ち越しで貯金は順調に増えている。明日からはビジターでの広島戦。村上の好投でカード初戦を取りたい。