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村上頌樹選手、坂本誠志郎選手「2025プロ野球最優秀バッテリー賞」受賞
2025年10月21日 更新

21日(火)、スポーツニッポン新聞社制定の「2025プロ野球最優秀バッテリー賞」が発表され、セ・リーグの最優秀バッテリーに村上頌樹選手と坂本誠志郎選手が選出されました。

村上頌樹選手コメント

―バッテリー賞を受賞された今の気持ちは。

それは嬉しいです。

―坂本選手のリードには助けられましたか。

そうですね。いっぱい勝てたと思うので誠志郎さんに感謝です。悪い時もうまく引き出しくれて勝てた試合もあるので、本当に感謝だなと思います。

―22年の青柳選手&梅野選手以来の受賞、3冠も取りいいシーズンになりました。

本当にいい一年になりましたし、タイトルも獲れて、チームも優勝してるので。あとは日本シリーズ優勝だけが残っているので、そこを達成できれば本当にいい1年だったと言えると思います。

―坂本選手と組んだ試合で1番印象に残っているのは。

DeNAのケイ投手と投げた試合。(7月4日DeNA戦)あの試合は、本当に自分の調子がよくなくて、誠志郎さんもよくないとわかっていて(笑い)。でも、なぜか3回までパーフェクトに抑えられていて、ベンチで"なんでですかね?"って。"逆に怖いな"みたいな。そこから1点取られたのですが、あの試合は本当に悪い中引き出してくれて、結局7回1失点で抑えられたので、本当に感謝だなと思います。

―坂本選手の存在は心強いですか。

悪いなりにも何かこう、配球で散らしてくれるので、そこは良かったなと思います。

―来季もまたバッテリーで活躍を。

そうですね。また組めると思っているので、しっかり言う通りに投げたいなと思います。

坂本誠志郎選手コメント

―受賞した率直な今の気持ちを。

(何人かいる投手の中から)村上とだけのことなので特に狙っていたわけではないですが、2人で評価されたのなら嬉しいです。

―村上選手が投げる試合は2年前からずっとバッテリーを組んでいますが。

頌樹とはほぼほぼ組ませてもらって、いい思いもたくさんしましたし、悔しい思いもしました。

―今年、印象に残る1勝は。

やっぱり開幕戦です。昨年優勝できずに、今年は監督も代わって、もう1回みんなでやっていこうという1試合目で勝てたのがこの1年を占う大事な1勝だったと思います。また頌樹自身ももう一回、真っすぐの質、強さを求め直してつかんだ1勝でした。その1戦は、僕自身も昨年はヤギ(青柳)と組んで開幕戦で勝てなかったので、"開幕戦に出て勝つ"ということができて、頌樹も前年マツダで悔しい思いをして、お互いに違う宿題や課題でしたけど、その思いを開幕戦で勝利につなげられたと思います。

―2年前はお互いまだ経験が浅い中でしたが、今年は2人ともチームを背負う立場で引っ張ってきました。何か違いはありましたか。

2年前は頌樹も抑えるだけだったけど、軸で回った昨年は痛い思いも経験して、もう1回今年一緒に頑張って。頌樹もチームを背負うという自覚はあったでしょうし、自分もそういう思いはありました。でもまだ満足はしていないですし、お互いに個人的な思いをもって、チームが勝っていく中でこの先も、来年以降も、僕の場合は頌樹だけではなく他の投手とも高めていきたいと思います。

―村上選手とは、普段からピッチングの話をしますか。

どう思うと自分から聞き、"自分もそう思います""どっちの方がいいですかね"という会話はよくあります。登板日に話すことが多いです。でも他の投手には、(村上選手から)そういう話をしてくれているみたいです。"こうしよう""こっちの方がいいんじゃないか"みたいなことは。置かれている立場が、今年はもう"自分だけが勝てばいい"という気持ちでやっていないのは分かります。みんなにつないで、みたいな投手陣全体のことを見てくれているし。

―2人で一緒に成長してきたと感じますか。

そうですね、最初は(2年前)東京ドームでとんでもないすごいピッチングで始まり、あの年に一緒に出てきて、一緒にこう(バッテリー賞受賞)なれたのは感慨深いですね。