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2試合連続となる乱打戦

2試合連続の激しい打ち合いとなったが、終盤に驚異の集中攻撃を見せ大量点を奪った阪神が、大逆転で一矢報いた。

東京ヤクルト先発左腕の中澤に対する阪神は2回表、俊介のヒットから下位打線で一死2・3塁として1番上本の中前適時打で2点を先制する。

阪神もサウスポー榎田がスターター。初回の二死1・2塁は切り抜けたが、2回に四球絡みの一死満塁から山田の内野安打で追い付かれると川端には中犠飛を許し、あっさりひっくり返されて降板する。榎田大樹投手はわずか1回2/3(48球)3安打3失点でノックアウト。

「短いイニングでマウンドを降りることになってしまい申し訳ない」と、肩を落としていた。

前日先発した秋山と入れ替わりで一軍に昇格したばかりの渡辺が2回途中から2番手で登板したが、3回裏二死から失策(マートン)と四球の走者を背負って代打 岩村に右中間3点本塁打を浴び手痛い追加点を奪われてしまう。

7回にはゴメス・新井良の適時長短打で1点差に詰めるも、裏に山田の適時二塁打で2点を返されヤクルトペースで試合は進んだが、8回表 無死満塁から大和の左二塁打で再び1点差とすると、その後ゴメスの適時内野安打で追いつき、続くマートンの2試合連続本塁打となるレフトへの4号3ランでこの回一挙6点!大逆転に成功した。

「チャンスだったが、余計な事は考えない。打てる球を打とうとしているだけだよ」。これでマウロ・ゴメス内野手は開幕から9試合連続安打となり、阪神歴代外国人選手最長記録の2006年シーツと並んでいる。

9回にもゴメス・マートン・坂の適時打で4点を加え駄目を押した阪神だが、逆転した後は福原~呉昇桓と繋ぎ相手に隙を与えず 15対8で押し切った。

20安打を放った好調!阪神打線の中で一際光るのは、やはりマット・マートン外野手だ。神宮3連戦は全て猛打賞。この日も決勝3ランを放ち、5打数4安打4打点の活躍だった。ヒーローインタビューでは、「好球必打に徹している。ラッキーボーイ!」とご機嫌だった。

執念で神宮3連敗を阻止した和田 豊監督だが、今後の事を考えると笑ってばかりもいられない。「攻撃陣はずっと状態が良い。後は投手だね!何とか立て直さないと…」。引き上げる86番の背中には、早急に解決すべき問題が重くのし掛かっていた。