試合情報

一軍試合速報

TOP > 試合情報 > 一軍試合速報

FlashPlayerのバージョンが低いか、インストールされていません。

  • 最新のスコア
  • テーブルスコア
  • 試合経過
  • ベンチ入り選手
  • 選手コメント
  • 戦評
  • 熱狂メーター

岩田で快勝!4年ぶりの完封劇

甲子園で6連敗中だった楽天に快勝した。これで借金は1つ減って3。ヤクルトが敗れたため、順位を1つ上げて4位となった。

一番の立役者は、何と言っても岩田だ。9回を投げ切り、3安打無失点。11年10月7日の横浜(現DeNA)戦以来、実に4年ぶりの完封勝利を飾った。

9回二死一塁から後藤が放ったセンターへの大きな飛球が大和のグラブに収まると、マウンドでホッとした表情を見せた。

「夜はあっち(の方向)が伸びるので。『越えんといてくれ!』と思っていました」

中西投手コーチによれば、「後藤につながれていたら、代わっていた」とのこと。もうひと伸びしていたら、完投さえ逃していた。お立ち台で「懐かしいですね」と振り返った久々の完封劇もなかったわけだ。

ストレート、スライダー、フォークと、すべての球種が冴えていた。10個の三振を奪えた要因を、岩田は「終盤、ちょっと抜けたけど、低めに集められたこと」と分析したが、その通り、長打を食らいそうなボールはほとんどなかった。

前回登板した19日の巨人戦では5回途中6失点と打ち込まれたが、「前に体重が乗り切っていなかった」と、中6日でしっかり修正。すぐさま結果につなげて自身4勝目を挙げ、防御率も2点台に戻した(2.84)。

「きょうはテンポがよかった。鶴岡がいいところを引き出して、野手も守りやすかった。強いて言うと、フォアボールの出しどころ。ツーアウト取ってからと先頭と」

和田監督はあえて“反省点”を挙げたが、それは岩田により高いレベルを求めているから。そして、その期待に応えるだけのものが、今年の岩田にはある。