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日替わりヒーローで5連勝!

この強さはホンモノだ。

中日の先発は今季4度対戦して、防御率0.56に抑えられているエース・大野。3連勝は難しいかと思われたが、その大野から2回、ゴメスの14号ソロで先制すると、今季2度目の先発となった秋山が、7回1失点の好投で堂々と渡り合う。8回、大野に打席が回ると、中日ベンチはやむを得ず代打を送った。

こうなれば、強力リリーフ陣を擁する阪神が優位に立つ。8回を福原が抑えると、その裏、阪神打線の猛攻が始まった。2番手・又吉に簡単に二死を取られるも、福留に代わって三番に起用された狩野が、左中間スタンドへ起死回生の勝ち越しアーチ。ゴメス、マートンも連打で続き、途中出場の俊介が四球を選んで満塁とすると、こちらも守備から途中出場の今成が、中前適時打でダメ押しの2点を加えた。

天敵・大野を打ち崩せたわけではないけれど、大野が先発した試合に勝ったことが大きい。先制パンチを見舞ったゴメスは、「いい球が来れば強いスイングをしようと打席に入った。結果的にホームランになってよかった」と謙虚に言ったが、和田監督は「(これまで)ほとんどのバッターがタイミングを取れていなかった。手も足も出ないような重い空気を吹き飛ばしてくれる一発だった」と絶賛。4安打のマートンともども、この時期の助っ人の活躍は本当に頼もしい。

ただ、きょうのヒーローは何と言っても狩野だ。7月1日のヤクルト戦に続いて、プロ2度目の「三番」スタメン。福留を休ませるための起用だが、その試合でも2安打をマークしており、「代役」とは呼べない働きを見せている。

8回二死から打席に入った狩野は、それまでの悔しさをボールにぶつけた。きのうは1対1の6回無死二、三塁で代打起用され、キャッチャーフライ。きょうは大野の前に3打席凡退していたからだ。

「きのうは代打でメッセンジャーに勝ちを付けられなかった。秋山もいいピッチングをしていたのに打てなくて、本当に悔しい思いだった。3打席目まで全然だったので、代打の感覚で行こうと。いつもスタメンで出ているわけじゃないので、いつもと違う部分もあったけど、どうにか修正しなきゃと思って、最後にできました」

関本が離脱しているいま、狩野が「代打の切り札」だが、一振りで勝負を決めるのはスタメンでも変わらない。和田監督も「一発を狙っていい場面。スライダーをフルスイングして、一振りで仕留めてくれた。最後に本当に大きな仕事をしてくれた」と最敬礼だ。
きのうの坂、きょうの狩野と、常時、試合に出ているわけではない選手が活躍すると、本当にチームは盛り上がる。それは、ダメ押しの2点を挙げた今成も同じだ。

「狩野さんがいいところで打ってくれたので、僕は気楽に行きました」

今成は短いコメントで先輩を立てたが、あの2点が9回のマウンドに上がる守護神・呉昇桓を楽な気持ちにさせたのは間違いない。

「ベンチにいる選手も出番のためにしっかり準備をしているから、ああいう仕事ができる。例年にない混戦で、気を抜いたら、いつ転げ落ちるか分からない。周りの勝敗に左右されず、目の前の試合に勝てるように、総力戦、全員野球でやっていきます」

ヤクルト、巨人と眼下の敵と戦う明日からの6試合を前に、指揮官は「一戦必勝」を誓った。