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中心打者が仕事をすれば勝てる!

交流戦が終わってセ・リーグの戦いに戻るとき、金本監督は福留、鳥谷、ゴメス、西岡をキーマンに挙げて、「この4人が中心でやってくれないと」と話していた。その思いは片岡打撃コーチも同じで、きょうの試合前、「(打線の)真ん中の鳥谷、西岡、福留、ゴメス。特に鳥谷とゴメスが状態を上げてくれないと、点が入らない」と、中心打者の奮起に期待していた。
 
 広島に3連敗して借金が7まで膨らみ、これ以上、負けられない一戦。二番に入った鳥谷が得点に絡む2安打を放てば、三番・ゴメスは2打点で存在感。四番・福留は2四球でチャンスメークし、五番・西岡は適時二塁打を打った。
 
 5回まで完全投球だったメッセンジャーが6回に3失点して1点差とされたが、7回に1点を追加して逃げ切った阪神。やはり、中心打者が仕事をすれば勝てるのだ。
 
「甲子園で(連敗が)止まってホッとしています。やっぱり主力の4人。これが打ってくれないとと常々、言っていたけど、それを証明するような試合でした」
 
金本監督はそう試合を分析し、特に鳥谷の2安打には「調子がよくなかったから、気分転換の意味で二番にした。トリより僕が一番、ホッとしている」とコメントした。それだけ鳥谷の打撃不振が悩みの種なのだろう。
 
先の広島戦でも10打数1安打と不振が続いていた鳥谷。ラッキーだったのは、“大好きな人”がDeNAの先発だったことか。山口に対しては、14年の対戦打率が.444、15年が.545、今年も試合開始前時点で.400あり、本塁打も1本打っていた。
 
 そして、きょうも第1打席に四球を選ぶと、第2打席は右前打、第3打席は左中間への二塁打とマルチ安打を記録。「きかっけになりそうか」との問いに、鳥谷は「それは分からない」としたが、「あしたにつながればと思います」と前を向いた。
 
交流戦の最後、スタメンを外れたゴメスは、対広島3連戦で12打数4安打。きょうも2安打を放って復調気配がある。あとは、鳥谷待ちだ。