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一軍試合速報

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若手、中堅、ベテラン…みんなでサヨナラ!

11分間の中断もあった雨の中、最後まで声援を送ってくれたファンに9回土壇場から勝利を届けた。
 
0対1で迎えた最後の攻撃。マウンドには巨人の守護神・澤村がいた。ただ、リーグトップの37セーブを挙げているとはいえ、今年は不安定な投球も多く、7回まで3安打に抑えられた先発・内海、8回を3者凡退に仕留められたマシソンよりはチャンスがあると思われた。
 
代打・ゴメスは三塁ゴロに倒れるも、高山、原口、代打・福留の3連打で同点に追い付くと、途中出場の鳥谷もヒットでつないで一死満塁。この好機に、それまで3打席凡退していた俊介がセンターに犠牲フライを打ち、三塁走者の原口がホームに頭から飛び込んで、サヨナラ勝ちを収めた。
 
「代打を出されずに使ってもらって、どうにか打ちたいと思って打席に入りました」
 
高山、中谷といった若手の台頭で、今年はシーズンの半分をファームで過ごした俊介。2度目の一軍昇格は8月31日。スタメンの機会は決して多くなかったが、「最近、調子がよかったから」と金本監督は期待していた。
 
福留、ゴメス、鳥谷といった主力がベンチスタートとなった試合で、若手がチャンスを作り、途中出場のベテランがつないで、最後は中堅選手が決めた。
 
最後まであきらめない姿勢を見せた選手たちに、監督は「夏場に出してほしかった」と苦笑したが、監督が常々言っていた「気」の大切さを選手が理解し、浸透したのだとすれば、決して遅くはない。
 
あすはシーズン最終戦。予告先発の岩貞には10勝がかかっており、長くチームを支えた福原の引退試合でもある。
 
「チームとして(岩貞に)10勝させてやるという思いでやってほしいし、福原に気持ちよく、思い切り投げられる場面を作ってあげたい。今年の集大成として、攻める野球で勝ちにこだわっていきたい」
 
金本阪神1年目は勝利で締めくくりたい。