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止まらぬ猛虎打線、エース対決で圧勝

1週間前と同じエース対決は猛虎打線が序盤から攻め立てた。
初回1死から糸井が右中間を深々と破ると大きなスライドで快速を飛ばし一気に3塁へ。この先制機を驚異の得点圏打率.481を誇るサンズは逃さない。投手強襲の痛烈な当たりを放ち、糸井が生還。サンズも打球が1、2塁間を転がる間に2塁へ到達した。2死後、ボーアの適時打で2点目を奪う。8月8日の対戦では7回を1得点に抑えられていた広島の先発・大瀬良の立ち上がりを叩いた。

3回にもボーアの適時打で1点を追加し、5回の攻撃でも糸井とボーアが適時打を放つ。2人は早くも猛打賞という暴れっぷりで広島のエース・大瀬良をこの回限りで降板に追いやった。

5回までに5点を奪った打線は後半に入っても勢いが止まらない。6回に北條の安打からチャンスを作ると高山の犠牲フライでリードを広げ、仕上げはサンズが右中間へ2点本塁打。

「ランナーがいたのでいいスイングをして外野に飛ばせればと思っていたんですけど、いいボールが来たので逃さず打つことが出来て良かったです」

大量6点リードの8回には熊谷の適時2塁打と梅野の適時打でついに2桁、10得点。小刻みに打線の援護を受けた先発の西勇は尻上がりに調子を上げ8回まで散発4安打2失点。球数も110球とテンポ良くアウトを重ね、完投も狙えたが余力を残してマウンドを降りた。

「先制点取られないように丁寧に投げてきました。梅野がいいリードしてくれて、野手のプレーは見てて安心出来たので長いイニング投げることが出来ました」

9回はリリーフ転向となった岩貞が広島のクリーンアップから2者連続三振を奪い無失点で締める。14安打10得点で快勝した矢野監督は「初回に1点だけじゃなくて2点取れて、中押し、ダメ押しと行けたんで、いい流れでゲームが出来ました」ベンチスタートだった高山、熊谷も結果を残し、藤川が抹消されたリリーフ陣にも岩貞が加わり厚みが増した。この勝利は単なる1勝以上の価値がある。