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藤浪の好投に応える大山のサヨナラ弾

過去に何度か見せた復活の兆し、今度こそ本物の光となりそうだ。

球界トップクラスの球威を誇る藤浪は9月下旬からリリーフ登板を重ね、短いイニングに集中する投球で好投を続けてきた。前回登板の10月28日の中日戦では先発して4回1失点。オープナーとしての意味合いが強かったものの"本来の仕事場"でも結果を残した。

そしてこの日は正真正銘の先発としてマウンドに上がった。3回に四球で走者をためたがあと1本を許さずピンチを凌ぐ。するとその裏、打線は2死2塁から近本の適時打で先制に成功する。援護をもらった藤浪はその後も好投を続け6回まで無失点に抑え「バランス良く思い切って投げることができましたし、梅野さんのリードにもバックにも助けてもらい無失点で抑えることができて良かったです」と納得の表情。勝負所で球が荒れず、ストレートで見逃し三振を奪う投球はリリーフでの経験が良い方向に出ているようだ。完全復活の日は近い。

1点リードで迎えた7回に岩崎が同点を許すがその裏、すぐに抜き返す。1死から陽川がレフトスタンドに勝ち越しの本塁打を放つ。8回にエドワーズが一発を浴びて2-2の同点とされたがそれは歓喜の瞬間のお膳立てに過ぎなかった。

9回はすでにセーブ王のタイトルを確定させたスアレスが3人でピシャリ。その裏には1死から大山が左中間にサヨナラの本塁打を放つ。

「試合を決めるのが仕事だと思っているので、その仕事が出来て本当に良かったです」

劇的な4番の一振りで追い上げるヤクルトを振り切った矢野監督は「ここぞという場面でホームランですし、これでまたホームラン王争いも最後までもつれさせていってほしいですね。(藤浪は)課題としては1個でもフォアボール少なくというのはあると思いますけど先発としての仕事をしっかりやってくれました」主戦と主軸が大仕事、収穫たっぷりの試合は明日と来季につながるはずだ。