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2位確定!秋山 危なげない11勝

先発右腕のテンポ良い投球で試合のリズムを作った阪神が、僅差を逃げ切っての3連勝で3季ぶりの2位を確定させた。

広島先発・中村祐に対する阪神は、今季ビジター最終戦。初回先頭・近本が中二塁打を放ってチャンスを作り二死後 大山・死球もあったが、無得点に終わる。ここを防いだ中村祐は、序盤をゼロに抑えて順調に滑り出した。

阪神先発は、3年ぶり2ケタ勝利を決めている秋山。広島は、堂林が1番。4番には長野を今季初めて据えて迎え撃つ。初回3者凡退で立ち上がった秋山は、2回裏先頭・長野にヒットを許すが、続く會澤を三ゴロ併殺打に打ち取り、波に乗って行く。

4回表 阪神は一死から陽川が四球で出ると、7番 木浪が真っ直ぐを叩き中適時二塁打を放って先取点を奪った。「後ろに繋ぐ意識で打った結果がタイムリーヒットになってくれて良かった。もっと援護出来るように頑張る」。木浪聖也内野手は、先制打に思わず笑みがこぼれる。

阪神は6回表 先頭4番・大山がカウント2-1から中村祐のカットボールを捉えてレフトへ特大の28号ソロ本塁打を打ち込んで、貴重な追加点を上げた。大山悠輔内野手は、「甘く来た球をしっかり仕留める事が出来た」と振り返っている。チーム生え抜きでは1985年の掛布・岡田以来となる30本塁打も視野に、残り試合に益々期待が高まって来た。広島・中村祐は6回(89球)を投げて6安打5三振2四死球2失点としっかりと試合は作っている。

秋山は中盤以降も四死球0と危なげない内容。6回裏は先頭・ピレラを左前安打で出すも、一死後 中村祐の代打・西川をニゴロ併殺に取って、ここも残塁無しで終わる。7回裏も3人で片付けた秋山だが、8回裏 先頭・長野に中前安打を浴びて表の守備から途中出場していた石原が打席に向かうところで、矢野監督が交代を告げる。プロ最後の打席を迎えるベテラン捕手に、やはり今季限りで退団を明らかにしている同い年の能見をぶつける粋な演出だ。全球直球の真っ向勝負は、5球目を打って右飛に終わった。この後、阪神はエドワーズ〜スアレスと繋いで2対0で逃げ切る。

7回0/3(81球)3安打2三振 無四球 無失点。打たせて取るピッチングでほぼ完璧な内容の秋山が11勝目。抑えのスアレスが25セーブに到達した。引分けを挟んだ広島の連勝は7でストップ。阪神は、甲子園での2試合を残して今季の2位が確定している。試合後には、広島・石原慶幸捕手の引退セレモニーが行われたが、同世代の能見と藤川が花束を贈り3人で記念撮影。藤川は、石原選手の真っ赤な引退記念Tシャツを着用してマツダスタジアムのファンに手を振り、笑顔で別れを告げていた。

今季ビジター全試合を終えて、2017年以来の2位を確定させた阪神。開幕直後の大きな躓きから始まってコロナ禍にも見舞われた波乱のシーズンを思えば、よくやったとの見方も出来る。一方で、優勝争いに1度も絡めなかった戦いぶりには、不満も課題も大いに残った。現状では巨人との差は紙一重とは言えない現実を真摯に受け止め、臥薪嘗胆の上、捲土重来を期して貰いたい。