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藤浪の本塁打&白星でついに貯金10

「剛」と「柔」の投手戦で藤浪のストレートが唸りを上げた。

ヤクルト・村上の第1打席はインコース低めに突き刺さる155km/hのストレートに全く手が出ず見逃し三振。第2打席もインコース高めのストレートで空振り三振。藤浪は相手の中心打者を完璧に封じ込め援護を待った。

しかし打線はヤクルト先発のベテラン左腕・石川の投球術にかわされ、安打は出るものの中々得点には結びつかない。均衡を破ったのは藤浪のバットだった。

5回2死2塁から振り抜いた打球は前進守備のレフトの遥か頭上を通過し、そのままスタンドイン。「ホームラン狙ってたわけじゃないんで、何とか繋ごうと思って振ったのがたまたま入った感じです」と謙遜したが打球速度161km/h、飛距離131mの野手顔負けの一打で2点を先制した。本業のピッチングでは雨の影響かやや制球を乱す場面もあったが「(調子は)良くなかったんですけどその中でゲーム作れたこと、しぶとく投げられたことが良かったかなと思います」と6回途中を3安打無失点、しっかり試合を作った。

6回2死1、2塁の厳しい場面でリリーフした小林は「絶対0に抑えてやるという気持ちでマウンドに上がりました」と好打者の内川を三振に打ち取りピンチ脱出、7回先頭の右打者も三振に仕留める。フォークのキレが冴え渡った。後続は岩貞が断ち、8回は岩崎が三者凡退。3人が奪った7つのアウトの内6つが三振によるものという圧巻リレーの締めくくりはもちろんスアレス、守護神が4セーブ目を記録し逃げ切りに成功した。

3試合連続の完封勝利、6連勝と景気の良い数字が並ぶが何と言っても貯金10は天晴れの一言。矢野監督は「チーム全員でやってくれてますし、特にピッチャーがリズム作ってくれてるのが1番連勝につながってるかなと思います。序盤で貯金10というのはチーム全員の力で戦えてることだと思いますし、それぞれが当たり前の全力疾走とかをやってくれた結果がそこにつながってると思います」このまま優勝まで突っ走る。