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敗戦もロハス・ジュニアに待望の一発

例年よりも早い梅雨入りとなった関西地方、試合展開の方はスカッとしたものを期待したいところだったが先発の西勇がリズムを作れない。

制球力が武器の右腕は初回の先頭打者に死球を当ててしまい、2回も追い込んでから際どいコースに投げ込むが球審の右手は挙がらない。珍しく押し出し四球で先制点を献上し球数も3回を終えた時点で70球を超えていた。4回までは2併殺を奪った内野守備に助けられなんとか2失点で堪えていたが5回に重たい3点を失ってしまう。

打線も沈黙しておりスコアは0-5とされたがそのままでは終わらない。その裏の攻撃で1死からロハス・ジュニアがバックスクリーン左へ待望の一発を放った。

「(ヤクルト先発の)サイスニード投手が勢いのある強いストレートを投げてきているから、それに合わせてしっかりスイングをすることができて良かったよ。打つことができて嬉しいね」

来日初安打は本塁打となり、さらに今季初スタメンとなった小幡が3塁打でチャンスメイクする。開幕ダッシュにはいなかった選手の活躍は明るい材料だ。

しかし6回からマウンドに上がった2番手の小野もボール先行の苦しいピッチングで4点を失いリードを広げられてしまった。それでも直後の攻撃では近本の安打からチャンスを作り、佐藤輝とロハス・ジュニアがセンター前に適時打を放ち2点を返す。2人とも今季から加わった新戦力ながら矢野監督の掲げる"最後まで諦めない野球"がしっかり身についているようだ。

追い上げも及ばず試合には敗れてしまったが明日の先発は西純。ファームではルーキーイヤーの昨季にチームトップタイの4勝を挙げた期待の右腕が初の1軍マウンドに立つ。フレッシュな力でチームに新風を巻き起こし流れを変えたい。