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大山の執念の一打で伊藤将を援護する

近本が前日までに積み上げた125安打は12球団トップ。球界屈指の安打製造機は第1打席にセンター前に弾き返し、初回から満塁のチャンスを演出した。先制こそならなかったが先発の伊藤将は抜群の立ち上がりを見せた。

前回登板の8月25日のDeNA戦では3回5失点、早期降板で悔しい思いをしていたがこの日は序盤3回をパーフェクト。4奪三振の快投だった。4回に失策絡みで先制を許したがその後も崩れることなく中日打線を手玉に取った。

ルーキー左腕の好投に応えたい打線は3巡目に入った6回につながった。好調の近本が初球をライト前に運ぶと中野が1球で送りバントを成功させる。俊足の1、2番コンビが2球でチャンスメイクし、マルテがセンター前に適時打を放つ。

2打席連続三振に倒れていたがしっかり仕事を果たし同点に追いついた。そして勝ち越し点もリベンジに燃える右のスラッガーのバットから生まれた。2死1、3塁で打席に立った大山はバットを折られながらもライト前に落とす。

「(3ボールから)ストレートが来たら行こうと思っていたので、見る気はなかったですし、しっかり振り抜くことがが出来たので、当たりはあれですけどヒットになってくれて良かったと思います。死ぬ気で行きました」

1、2打席目は走者を置いた場面で凡退していたが執念の一打で2点目を奪った。

伊藤将は7回の先頭打者に安打を浴びるが1死後、三振ゲッツーを奪い結果的には3人で抑える。88球で7回1失点、しっかり試合を作った。

「低めに丁寧に投げられたので、それで良い結果になりました。前回は不甲斐ないピッチングをしてしまったのでしっかり長いイニング投げられるよう、チームに貢献出来るよう(試合に)入りました」

8回は岩崎が三者凡退、9回はスアレスが3塁に走者を背負ったがホームは踏ませず1点のリードを守り切った。

打つべき人が打点を挙げ、自慢のリリーフ陣で逃げ切る。良い形で連敗を止め、明日の先発は藤浪。ここで連勝出来れば勢いに乗れそうだ。