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才木の完封により首位対決で連勝

痺れる投手戦で才木が怪物に投げ勝った。

先発の才木に対してロッテ打線は早打ちを仕掛けてきたが決して甘いコースには投じない。3回まで24球で無失点。待ちのスタイルに変更されると中盤からは奪三振ショーが幕を開けた。4回と5回の2イニングで5奪三振。わずか53球で前半を無失点に抑え、許した安打は当たり損ないの内野安打が1本だけという抜群の内容だった。

好投の才木を援護したい打線だが相手先発の佐々木朗もさすがの好投手。ストレートは常時150km/h台後半で力を込めれば軽々160km/h台を投じてきた。中々Hランプを灯せなかったが四球を選んでプレッシャーをかけ続け、6回についに捉えた。

攻撃前に円陣を組んだこの回も先頭の中野が四球で出塁すると盗塁とバッテリーミスで進塁する。無安打で作った1死3塁のチャンスに大山がしぶとくライト前に弾き返した。

「(佐々木朗との対戦は)すごく楽しみでした。凄かったですけどこっちも負けるわけにはいかないと思って打席に入りました」

ようやくのチーム初安打は待望の先制点を叩き出す適時打、4番のバットが均衡を破った。

味方が得点した直後の大事なイニング、才木は7回の先頭打者に四球を与えてしまうが次打者を併殺打に打ち取り事なきを得た。その裏には梅野がレフトスタンドへ今季1号本塁打を放ち貴重な追加点を挙げた。

「(リードが)1点という状況ではバッテリーとしても苦しいですし、(大山)悠輔の1本がチームの勢いをつけてくれたところで追加点となるホームランが打てて良かったと思います」

才木は8回を三者凡退で退け、9回もマウンドへ。連続三振で2死を奪い、その後にピンチは招いたものの最後の打者も三振に仕留めた。昨季に完封を記録しているが試合途中で雨天コールドゲームになったものだった。9回を投げ切ったのはプロでは初めて。大きな自信となった。

「最後、ドキドキしたんですけど何とか0で終わって良かったです。気持ちで攻めていきました。梅野さんがうまくリードしてくれて野手の皆さんが打ってくれたおかげでもあるので、驕らずに次しっかり頑張りたいと思います」

首位対決で連勝を飾りカード勝ち越しが決定。どちらが現在のNPB最強チームか。明日の試合で誰の目にも明らかな結果を見せつける。